真夜中こっそりパンを焼く
あの日からこぼれ落ちた思い・日々を                                            ブログに綴ります。どうぞご覧ください。                                       こば きょうこ
***第2作できました***

「やってごらん#1.recipe&essay」
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著書・著者紹介

こば きょうこ

Author:こば きょうこ
「真夜中こっそりパンを焼く
recipe&essay」2006年2月発刊
分は2007年2月をもって完売しま
した。ありがとうございました。

2001年より製パン講師として
"パン工房Bread Basket"主宰。
自宅&出張講習・企画・試作等
承ります。下記お問合せフォーム
よりご連絡ください。
!住所・氏名・お電話を明記して
ください(携帯はご遠慮下さい)。
またメール返信を携帯へご希望の
際は先にドメイン指定を解除して
ください。(こちらの返信を受け
取って頂けない場合があります)

お詫びと訂正

**本をお買上下さった皆様へ**
この度はありがとうございました。 P14-6.で
『180℃で見つめること15分』
という記載が漏れておりました。
ここに訂正しお詫び申し上げます。

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ケチがつく
充実した仕事の帰りに、残念なことにひとつケチがついた。

駐車場に停めていた車に乗り込んだとき、「ゴン!」
と後ろから音が。振り返ると、隣の車の扉がフェンダーに…。
子供が乗り込んだ際、思いっきりぶつけてくれたようだ。
誰か降りてくるかと思いきや、気配がない。
「おいおい、ちょっと待てよ。」と私が降りて見ると、
なんと隣の車、鍵もかけずに5,6歳の子供一人が放置されてる。
その子、ぶつけたことにもそ知らぬ顔を決め込んでいる。
「ちょっと、名前は?」「お父さんお母さんは?」・・知らん顔。

仕方がない。警察を呼ぶことにした。
警備の人に持ち主を呼びかけてもらい、15分ほどして
その保護者が現れた。傷を見、私を見て悪びれる様子もなく
「あんた、何事だ?」ときた。
「警察を呼びました。お子さんがドアをぶつけました。
これは直していただきます。」
とたんに態度が豹変する。
「ここで話せばいいことやないか!」
「本当に子供がやったのか?○君、違うやろ?」
「警察呼ぶことじゃなかろうもん。」
傷を手でこすっている。消えるか、そんなんで。
「お子さんを放置して、どこで何していたんですか?」
「どこでって、仕事でいっとったったい。よかろーもん!」
まるで罪の意識がない。この子、飛び出せば車に引かれてた
かもしれないんだぞ!思わず火を噴いた。
「よくないでしょー!?こんな小さい子ほったらかして、何が
起こるかわからないじゃないですか!自分がやっってること、
わかってんですか?まず"ごめんなさい"じゃ、ないんですか?」
…チクショー、何で私がこんなこと言わな、いかんの?
子供はじっと車内に隠れている。

そこに警察が来た。ナイスタイミング、私の湯気も小休止。
現場検証と各々に状況説明。第三者の存在はこういうとき
本当に貴重だ。身元の確認と注意を受けて、初めて頭を下げ
てきた、だが警察官に謝ってもさ・・。やっぱズレている。
一通り写メも撮っておいたから、保険会社も納得だろう。
あとは保険会社とのやり取りで終わる、少しほっとした。

さっきと打って変わった態度のじーさん、携帯持つ手が
震えている。あんたは鼠かよ…。腹立たしかったが声をかけた。
「ちゃんと修理してもらったらそれでいいんです。きちんと
連絡をとってください。それからお子さんにちゃんと謝って
もらえますか。」「はいはい、そりゃもう。」
本当なら人生の先輩として、敬いたいはずの存在なのだが…。

車から引きずられるように降りて、子供は私の前に立ったが、
下を向いて謝らず。必死で「はよ、ごめんていいなさい」
と急かされているが、悔し涙を流した後は頑として譲らない。
この子の最後の砦なんだろう。この子が今まで、どう接して
こられたか、頭の中にいろんなことがフラッシュした。

早く帰って、翌日の仕込みもしたかった。めんどくさいこと
からも逃れたかった。でもこの子、これを逃したら、とても
大事な芽をつぶしてしまう。この子の勇気を信じたかった。
・・が、雨の中30分程待ってもその子は謝れなかった。
始めは、どうしようと潤んでいた眼も(じいじが謝ってるやん、
それでちゃらやん)そんな表情に変わっていた。
泣きそうなじーさんと、この場で全てを変えられない限界を
感じて、私もあきらめた。
あの時待てなかったことは、私の中にも大きなメッセージを残した。
===自分の子ならどうした?他人の子ならいいのか?===

今日のこと、あの子の心に、どんな苦い思い出を残しただろう。
その種を、その芽を、大人たちは本当に大事に育てているかな?
あれから1週間経ったが、結局当人、子供、その親からも、
電話ひとつない。車は着々と修理に回っている。
それでいいんだ、とはやっぱ、思えない。
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